藍藻の繁殖を抑え、木材腐朽菌MOG-A1菌の
 バイオフィルムが形成された糖含有の水。
藍藻は作物栽培水槽の大敵である。
又、魚飼育の水槽では、酸素欠乏など大きな問題がある。

MOG-A1菌は木材腐朽菌。
これまでの試験で、炭素源があれば僅かな窒素源、ミネラル源液があれば、好気性菌の特性から、
水面5㎝で大繁殖できることが解ってきた。
このことは、光合成細菌である藍藻の繁殖エリアと重なることから、MOG-A1菌による「細菌」繁殖抑止力によって、
好気条件の水面で藍藻の繁殖が抑止される。

又、酵母菌を抑止させることから、例えば水に糖を添加しても「アルコール醗酵」が起こらない。
水槽の水にわずかな糖を添加することで、木材腐朽菌MOG-A1菌が水面近くで大繁殖することになる。
このMOG-A1菌の菌糸が魚のエサになれば・・・水槽の清潔浄化と自動的なエサの供給が可能になる。??????
こういう希望的考察から、この試験を行った。

 試験材料
   窒素源、ミネラル源液削除培地     水1000cc 砂糖30gr  PH 6.5

 試験方法
   オートクレイブした上記培地に
    1 対照区 無処理
    2 木材腐朽菌MOG-A1菌懸濁液 3cc添加  藍藻懸濁液3cc添加
    3 放線菌MOG-H2菌懸濁液 3cc添加  藍藻懸濁液3cc添加
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MOG-A1菌による藍藻繁殖抑止試験 再試験

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